どのような虫でも、動き回る状態でオスメスを判断する事は、容易な事ではありません。

特に昆虫は、正確な知識を持った上で、キチンと捕まえてから判断しなければ難しい事もあります。

ただ、クマバチの場合は、スズメバチのように攻撃的な面はなく、温厚な性格をしているので、こちらから攻撃を加えない限りは襲ってはきません。

その為、ミツバチと同じ様に花の蜜を集める為に、花に止まっている時などにそっと近づいていけば、わりと至近距離で簡単にじっくり観察出来るのです。

それだけ人に感心がないようなのです。

オスとメスの顔には特徴があり、なれてくればすぐに解るようになりますので、詳しくご紹介いたします。

クマバチ オスメス 見分け方

クマバチのオスメスの見分け方

クマバチのオスメスは顔の違いで判断できます。

オスの顔を見分ける為には、顔の中央を見ます。

オスの顔の中央には、黄白色の毛が生え、三角形の鼻が付いているように見えます。

一方メスのクマバチの顔は、真っ黒で目印の三角形は確認できません。

顔の中央に、三角に密生した毛を確認できれば、オスと言うことです。

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もう一つの違いは、目の大きさです。

オスの目は、複眼が大きくて額が狭い感じです。

オスの目が大きいのは、メスを見つける為に、広角レンズのように回りを見る為だと言われています。

ハエやアブのそれと似ています。

メスはオスよりも額が広く、複眼は細長い感じに見えます。

メスの目は狭い木の中に巣を作る習性がある為、オスのように目が大きく飛び出してしまうと傷つけてしまう恐れがあるので、オスとは違う切れ長の目になったのではないかと言われています。

クマバチは昼行性で、昼に咲く花の蜜を食べるために花から花を移動します。

蜜を吸っているクマバチを見つけたらそのほとんどがメスの場合が殆どです。

クマバチは体が大きいので、花の中に蜜を吸いに行けません。

その為、花の根元に穴を開け、蜜だけを吸い取ってしまう「盗蜜」という方法で蜜を吸います。

花にとっては受粉されず、迷惑な話という事になりますが、体が大きいクマバチにとってはこうして蜜を盗むしか食事にありつく方法がないのです。

まとめ

クマバチのオスとメスは目の大きさ、顔の大きさ違います。

それは、それぞれの生活場所や、役目に応じた顔が出来上がったからでしょう。

オスはメスを見つけるために目が発達し、メスは巣を守る為に目が切れ長です。

クマバチはミツバチのように集団行動を取らず、蜜も蓄える事が出来ません。

その環境がオスメスの顔の変化につながっています。

クマバチに限らず、顔を一つとっても生きる為の進化の意味を知ることが出来て、とても興味深いものですね。

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