ハチにはいくつもの種類があります。
その中でよく知られているハチと言えば、アシナガバチやミツバチがいます。
アシナガバチとミツバチはどのようにして見分ける事ができるのでしょうか。
アシナガバチとミツバチの見た目の違いや行動・攻撃性などについて紹介していきたいと思います。
アシナガバチやミツバチとはどのようなハチなの?
アシナガバチとは、飛んでいる時に後ろ足をたらしゆっくりととんでいるハチです。
体は黒に黄色い色が入ったもので足も黄色いものが多く、身体が細く1~2cm程度であるのが特徴です。
アシナガバチは攻撃性は低く、刺激しなければ襲ってくることはありません。
しかし、刺されると痛みは強く腫れる事もあり1度刺されたことがある人は再び刺されるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があるので注意が必要になってきます。
ミツバチは、はちみつを集めることでよく知られているハチです。
体は20mm以下と小さく色が黒く丸い感じに見え、攻撃性も低いのですが刺激をすると刺すことがあります。
ミツバチに刺されると、針が皮膚に突き刺さり抜けなくなることがあります。
毒性が強いので刺されて針が残っている場合には、その毒の匂いが他のハチを誘い攻撃してくる可能性があるので、毒針を指やピンセットで抜き刺された部分を流水で洗いにおいを消すことが大切になってきます。
アシナガバチとミツバチの違いは?
アシナガバチとミツバチの違いは、敵を針で刺した時アシナガバチは針が抜けますが、ミツバチは針が取れ残ってしまうというところです。
ミツバチの針に返しがついていて敵の体内に残ることで仲間を呼び、さらに攻撃をされてしまう事があるので注意が必要です。
ミツバチは寒い時期になると攻撃性が強くなると言われています。
また、アシナガバチは虫などをエサにする肉食系ですが、ミツバチは花の密や花粉から栄養を摂るという部分にも違いがあります。
アシナガバチとミツバチは巣の形のにも違いがあります。
アシナガバチの巣の形は、円形でハスの花がさかさまになったような状態で15cm程度。
ミツバチの巣の形は平らな板が何枚も垂れ下がった形をしています。
まとめ
アシナガバチとミツバチの違いには色や形が上げられ、その他アシナガバチは飛ぶ時に足が垂れ下がっているという部分があります。
その他、虫などをエサにしているのがアシナガバチ、刺した時には針が残り花の密や花粉エサにしを集めているのがミツバチです。
巣の形にも違いがあるのでよく観察してみましょう。