ハチは、世界中に20万種以上が生息していると言われ、日本だけでも4000種以上が確認されているそうです。
よく見られるアシナガバチの種類とアシナガバチの巣の種類について調べてみました。
日本のアシナガバチの種類
日本には、3属11種生息していると言われており、アシナガバチの特徴は、スズメバチに比べると細身で、素早い動きは苦手なようです。
また、都市部でも頻繁にみられるそうです。
普段は穏やかな性格で攻撃性は低いと言われていますが、巣に近づいたり刺激を与えると防衛のために攻撃性が高くなるそうです。
こちらから手を出さなければ刺されることはあまりないようなので、巣に近づいたり刺激を与えたりしないようにしてあげるのがいいようですね。
アシナガバチは記憶力がいいハチと言われており、巣を撤去しても生き残りの働きバチがいた場合、同じ場所にまた巣を作りなおそうとする習性があるようです。
アシナガバチの種類には、
- セグロアシナガバチ
- キアシナガバチ
- フタモンアシナガバチ
- コアシナガバチ
- キボシアシナガバチ
- ヤマトアシナガバチ
などがいるそうです。
アシナガバチの種類と巣
アシナガバチのなかでもよく見られる種類について調べてみました。
キアシナガバチ
体長は、20mm~26mmの大型種で、日本全国色々な場所で見られるそうです。
特徴は、黒地に黄色が目立ち、アシナガバチの中では、攻撃性が強いとされているため、注意が必要のようです。
大きさのよく似たセグロアシナガバチと較べると、体全体が黄色っぽい感じがするそうです。
4月中旬頃から人家の軒下や木の枝などに巣を作り、巣はセグロアシナガバチよりも大きくなることが多く巣の背面は山形をしているそうです。
大きな巣では、育房数は300~400房で、働きバチは50頭以上になるそうです。
セグロアシナガバチ
体長は、キアシナガバチとほぼ同じ20mm~26mmの大型種で、日本産のアシナガバチの中では最大の種類と言われているそうです。
また、北海道以外でどこでも生息しているハチとされています。
特徴は、黒地に黄褐色の斑点があり、刺されると死に至る可能性があるため、刺されたらすぐに皮膚科に行く必要があるようです。
市街地でもよく見られるため、注意が必要のようです。
巣は大きく背面が反り返り、巣柄は巣の中央にあるそうです。
育房数は300~400房で、働きバチは50頭ほどになり一般的には200房未満だそうです。
フタモンアシナガバチ
体長は、14mm~18mmの中型種で、市街地でよく見られるハチだそうです。
特徴は、腹部に黄色い2つの斑があり、名前の由来にもなっているようです。
植物の茎や垂直な壁面等に横向きに巣を作ることも多く、家屋の屋根瓦の下や軒下,木の枝,草むらなどにも巣を作るそうです。
大きな巣では育房数は300~1000房,働きバチは50頭ほどになるそうです。
まとめ
軒下などに作られているハチの巣は見分けがつきそうですが、室外機や隠れたところに作られてしまった場合には、突然、ハチが現れて驚いてしまいそうですね