アシナガバチは、比較的おとなしいとされていますが、巣に近寄ったり刺激を与えると巣を守るために攻撃してくる能力は、スズメバチよりも高いと言われています。
アシナガバチに刺された時の毒の成分や症状について調べてみました。
アシナガバチの毒の成分
ハチは毒針で刺すと言われていますが、人を刺すハチと刺さないハチがいるそうです。
その違いは「針」の形状と性質の違いにあると言われています。
ハチが持つ「針」は、産卵管が変化したものと言われおり、「刺さないハチ」の種類も「針」はもっているそうですが、産卵管としてのみ使用していて「針」の形状はしているが、毒はもっていないそうです。
では、毒をもっているハチはどうでしょうか。
毒が含まれていることにより、痛みや腫れ、時にアナフィラキシーショックを引き起こして命の危機があるとも言われているほど、危険とされています。
ハチに刺された時の痛みの理由は、セロトニンやハチ毒キニンという成分が毒に含まれているからだそうです。
ハチは、人間に比べると小さいですが、微量でも痛みが発生するのはハチ毒の成分が人間の機能にとって重要な成分と細胞を溶解する成分が含まれているからだそうです。
刺された際に皮膚に注入されるハチの毒による刺激や、毒成分に対するアレルギー反応がでるそうです。
ハチの毒の成分は、アミン類・低分子ペプチド・酵素類の3つに大きく分類されるそうです。
では、刺された際の毒の症状はどのようなものがあるのでしょうか。
アシナガバチの毒症状
アシナガバチの毒性は、スズメバチよりも弱いとされていますが、刺されたときにはスズメバチ以上に痛いそうです。
非常に強い痛みのあとに、患部が大きくパンパンに腫れあがるそうです。
アシナガバチも、スズメバチ同様にアナフィラキシーショックに気をつけなくてはいけないとされていて、特に2回目に刺された場合には、要注意とされています。
刺されてから15分以内に、冷や汗・呼吸困難・血圧低下・けいれん・じんましん・意識障害などの症状が表れるそうです。
このような症状がでた場合には、アナフィラキシーショックの疑いがあるため、大至急救急車を呼んで、何科でもいいので病院で処置をうける必要があるそうです。
まとめ
怖いですね。。。ハチ。
あんなに小さいのに毒針をもっているなんて。。。
ハチには刺されないことが一番ですが、まずは、ハチには近づかないこと!
もし、ハチに刺されてアナフィラキシーショックの状態であれば、一目散で病院に駆け込みましょう!!