蜂の巣が庭にできていて駆除をしなくちゃならない時、道で歩いていたら蜂の巣に当たってしまった時。
そんな時には一目散に逃げますよね。
しかし、やむおえず刺されてしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。
口で吸っていいのでしょうか。冷やしていいのでしょうか。
そんな疑問にお答えしながら、刺された時の対処法を知っていきましょう!
スズメバチに刺された時の対処法
スズメバチに刺された時に、まず症状が出ます。
刺された部分が赤く腫れるか、もしくは痛くてかゆみがあります。
大きく膨れ上がり、腫れは1時間から1日程度で個人差があります。
全身ショックとして怖いのが、アナフィラキシーショックです。
一度刺されたことがある人は起こしやすく、呼吸の苦しさやじんましんや呼吸困難にもなってしまいます。
では、刺された場合の対処方法です。
①まずはその場から離れる
落ち着いてゆっくりとその場から離れましょう。
毒には仲間を呼び寄せるフェロモンが入っています。
最低でも10mから20m以上離れて下さい。
②蜂の針を抜く
指で抜くと毒が更に入り込んでしまいます。
ピンセットや毛抜でそっと取るか、硬くて薄いカードなどで横から払うように取ります。
③毒を洗い流す・吸い取る
毒が体内に残っていると、激しく痛みます。
口で吸うと歯茎から毒が入り、危険ですのでしないようにしましょう。
手で周囲をつまんで絞り出すようにします。
④薬をぬり、患部を冷やしましょう
抗ヒスタミン系成分を含んだステロイド配合の軟膏を使いましょう。
その後は濡れタオルで患部を冷やします。
⑤病院に行く
通常の痛みならば皮膚科で受診しましょう。
もしスズメバチに刺された場合は危険性が非常に高いので、緊急病院で治療を受けて下さい。
まとめ
蜂にいつどこで刺されるかなんて分かりません。
木のある場所や草むらなど、危険な箇所がいっぱいです。
蜂によっては低い所に巣を作ることもあります。
しかも、気が付きにくい所にあります。
蜂がウロウロしていたら避けていきましょう。
夏から秋に向かって蜂も活動的になってきます。
山のキャンプや秋の紅葉など、山道を歩く時には十分気をつけて下さい。
そして、ちゃんと刺された時の対応を知っておき、薬も持っておきましょう。
いざという時に助かります。
楽しいハイキングやキャンプを、安全に過ごしていきましょうね。