ハチの名前の中で代表的なのが、「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」ですね。

普段から、目にする機会も多い、これら3種類のハチには、どんな違いがあるのでしょうか。

スズメバチ アシナガバチ ミツバチ 違い

体長の違いは?

まず、1番の違いは、体の大きさです。

ミツバチの体長は約20mmで、1円玉くらいの大きさ。

アシナガバチの体長は約26mmで、10円玉より少し大き目。

そして、大型のハチとして有名なスズメバチの体長は約40mm

1円玉、2枚分の大きさです。

スズメバチの体長は、ミツバチの2倍もあるということがわかりますね。

体長が違うということは、巣の大きさも違うのでしょうか?

巣の大きさの違いは?

スズメバチの巣は、最大で60cm。

多くが楕円形や丸型で、独特の縞模様が特徴です。

軒下や庭木の中など、巣を作る場所は多種多様。

中には、土の中に作る場合もあるそうです。

アシナガバチの巣は、最大で15cm。

その巣は「お椀を逆さまにしたような形」と、よく表現されます。

目立たない場所に巣を作る性質があるため、うっかり近付いてしまうことも。

スズメバチよりも強度のある巣を作るため、棒などでつついても簡単には壊れません。

毎年、新しい巣を作り直すのも、アシナガバチの特徴です。

ミツバチの巣は、3種類の中で最も大きく、最大で1mにもなります。

みなさんもよく知っているように、平らで板状の巣を作ります。

これは「巣板」と呼ばれるもので、ミツバチは、この巣板を複数枚、重ねて作る性質があります。

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何を食べているの?

スズメバチの成虫の餌は、主に幼虫が生産する栄養液。

秋には、キノコからも栄養を摂取します。

スズメバチの幼虫の餌は、主に他の昆虫。

成虫が捕獲したものを餌として成長します。

アシナガバチは、スズメバチと生態が、とても似ているため、成虫の餌・幼虫の餌は、スズメバチとほぼ同じです。

ミツバチの成虫は、主に花の蜜や、集めて保存してある蜂蜜を食べます。

ミツバチの幼虫の餌は他のハチと同様で、昆虫が主となっています。

攻撃性の違いは?毒は、どのくらい危険?

スズメバチが攻撃的なことは、みなさんもよく知っていますね。

たまたま、巣の近くを通りかかっただけなのに、刺されてしまうこともあるそうです。

刺されることで1番心配なのが、アナフィラキシーという急性のアレルギーで、症状が重い場合は、命に関わることもあります。

スズメバチの毒は「毒のカクテル」と呼ばれることもあり、「刺される度に、毒のまわりが早くなる」とも言われているため、一刻も早い医療機関での処置が必要となります。

また、スズメバチは、毒針で刺すだけでなく、毒の液を霧状に撒き散らすこともあります。

このような場合、失明や、吸い込んでしまう危険性だけでなく、その毒液が仲間を呼ぶ合図にもなるため、速やかにその場を離れる必要があります。

アシナガバチは、「比較的おとなしいハチ」と言われていますが、巣に近付いたり、巣を壊そうとした場合には、刺されてしまう可能性があります。

また、アシナガバチの中には、強い毒を持っている種類もいるため、スズメバチに刺された時のように、アナフィラキシーを起こしてしまうこともあります。

刺された時には、スズメバチ以上に痛みを感じる場合もあるそうなので、やはり油断はできません。

ミツバチの攻撃性は、とても低いですが、刺激することで攻撃してくる場合があります。

ミツバチの針は、刺さると抜けなくなる性質のため、刺したミツバチは死んでしまいます。

その毒はとても強く、仲間のハチを呼び寄せる強い匂いを発します。

大量のミツバチに刺された場合にも、ショック状態を起こすことがあるので、注意が必要です。

まとめ

身近な3種類のハチにも、いろいろな違いがあることがわかりました。

まだまだ、知られていないことや、わからないことがたくさんある昆虫の世界。

いろいろな違いを探して、比べてみると、意外な発見があるかもしれませんね。

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