アシナガバチの特徴はその名の通り足が長いことですが、私たちが刺される恐れのあるお尻の針の長さがどれくらいなのか知っていますか?
私の想像では足と同じようにスッと長い針のイメージですが実際のところはどのくらいの長さだと思いますか?
また、もしもアシナガバチに刺されてしまった場合、針は残していくのでしょうか。
アシナガバチに刺されたら針はそのまま残るのか?
早速ですが、アシナガバチは刺しても針を残していきません。
「蜂は刺したら針をそのまま残していく」という話を聞いたことがあるでしょうが針を残していくのはミツバチだけでアシナガバチは残していきません。
「アシナガバチに刺された箇所がチクチクしていて針が残っている感じがある」という人もいるようですが、針が残っているのではなく刺された傷がチクチクしているだけなので針が残っている心配はありません。
さすがにアシナガバチの針が残っていたら見て分かります。
ちなみにミツバチに刺された場合に残った針は、コットンで優しく拭くと取れますがそれでも取れなかったらピンセットで抜いてください。
またミツバチの毒液というのはニオイが強く他の蜂を呼んでしまうので刺されてしまったらその箇所をよく洗ってニオイを落としましょう。
アシナガバチの針の長さはどれくらいあるの?
成虫のアシナガバチの体長は約20ミリ~26ミリです。
そのアシナガバチの針の長さには個体差はありますが大体5ミリくらいです。
ダウンでも着ていれば刺されても貫通はしないでしょうがアシナガバチが活発になる時期にダウンなんて着ていたら汗だくになってしまいますね。
さらにアシナガバチの針の太さは根元のいちばん太いところで約0.2ミリといったところでしょうか。
病院で使われている注射の針がおおよそ平均で0.8ミリくらい(どの針もではありません)なのでそれに比べたらだいぶ細く感じます。
といっても注射とはワケが違いすぎるし、刺されたら比べられないくらい痛いです。
太さと痛さは全く関係ないのですね。
まとめ
アシナガバチの針の長さは大体5ミリ程度です。
すごく長いというわけではありませんが刺されたら激しい痛みなので、アシナガバチをやたらに刺激しないように気をつけましょう。